四国河川ニュース《12/6(土)〜12 /12(金)》No.120
○今週のニュース○
○吉野川(早明浦ダム)上流域対策推進懇話会の開催(吉野川水系 吉野川)
○東南海・南海地震に係わる地震、津波対策勉強会を開催(四国地方整備局・高知県)
○あんしんカレンダー2004
○「四国のみずべ八十八ヵ所」アンケート結果 (四国地方整備局)
○「四国のみずべ八十八箇所34〜36」のご紹介
1.吉野川(早明浦ダム)上流域対策推進懇話会の開催
(吉野川水系 高知県)
○12月10日(水)、高知県土佐町において吉野川(早明浦ダム)上流域対策推進懇話会が開催されました。
○本会は、吉野川上流域における21世紀の国土保全及び整備のあるべき姿を議論検討し、その実現を図るもので、四国地方整備局・森林管理局・
水資源機構・高知県・大川村・土佐町により平成13年2月27日に設立されたものです。
○今回の総会では、懇話会の組織拡充のため大豊町・本山町・本川村が新規加入し、5ヶ町村となること、会長に大川村長の合田氏の再選が、満場
一致で決定されました。
○そのほか、懇話会の中では、上流域の活性化に関すること、懇話会の会員として四国四県に呼びかけること、連携施策として若手職員の合同研修
会の実施等について議論されました。
2.東南海・南海地震に係わる地震、津波対策勉強会を開催
(四国地方整備局、高知県)
○12月11日(木)、高知市において、第2回東南海・南海地震に係わる地震、津波対策勉強会を開催しました。
○高知港湾空港事務所から高知港における高潮シミュレーションについての説明に続き、津波対策への各機関の取り組み、施設の現状等について
事務局から報告されたあと、今後の対応において必要となる想定外力等についての意見交換が行われました。
3.あんしんカレンダー2004
○このほど、四国河川文化ネットワーク・四国河川愛護支援センターと四国地方整備局では「あんしんカレンダー2004」を作成しました。
○カレンダーは、四国の各河川での季節ごとの風景、行事などの写真をあしらい、我が家の情報、関係機関への連絡先、避難準備のチェック項目など、
災害などでいざと言うときに必要な情報が記入でき、防災対策に役立つ内容となっています。
○お問い合わせ先
四国地方整備局 河川部河川計画課 087−851−8061
四国河川愛護支援センター 0893−59−1750
4.「四国のみずべ八十八ヵ所」アンケート結果
(四国地方整備局)
○河川部では、11月21日、22日の両日、愛媛県松山市の「アイテムえひめ」で行われた「くらしと技術の建設フェアin松山」において、「四国のみずべ
八十八ヵ所」のアンケートを実施し、このほど結果がまとまりました。
○当日は、2日間とも天候に恵まれ、約4,800人(幼児・小学生1,100人含む)の来場者数のうち、約400名の方々にアンケートを実施して頂きました。
アンケート結果は、以下のとおりとなっています。
Q1.「四国のみずべ八十八ヵ所」が選定されたことを知っていましたか?
はい166人(42%) いいえ225人(58%)
Q2.Q1で「はい」とお答えの方に、お聞きします。何で知りましたか?
パンフ・チラシ54人(14%) 新聞34人(9%) HP33人(8%) イベント29人(7%)
Q3.あなたは、「四国のみずべ八十八カ所」のうち、どこへ行ってみたいですか?
@19轟九十九滝と王余魚谷川 A57白猪の滝 B54面河渓谷
Q4.あなたが「四国のみずべ八十八カ所」で一番好きな場所はどこですか。
@54面河渓谷 A57白猪の滝 B53御三戸
Q5.「四国のみずべ八十八カ所」に関するご意見等ございましたら、何でも結構ですので
ご記入下さい。
・知らなかった。・もっと宣伝PRをして欲しい が大半でした。
○本アンケート調査結果から見て、まだまだPR不足であることがわかりました。今後とも、「四国のみずべ八十八カ所」の広報PR活動等に努めていくと
ともに、すばらしい「四国のみずべ八十八カ所」の保全・創出に向けた取り組みを実施していきたいと考えております。
○最後に、本アンケート調査にご協力くださいました方々に厚くお礼を申し上げるとともに、今後とも「四国のみずべ八十八カ所」の取り組みへのご協力を
よろしくお願いします。
5.「四国のみずべ八十八箇所34〜36」の紹介
(四国地方整備局)
【高知県】
34番 波川鯉のぼりのみずべ(高知県吾川郡伊野町)
ポイント:伊野町は“土佐和紙”の発祥地。5月の連休には、和紙でつくった色鮮やかな鯉のぼりを仁淀川で泳がせるイベントが開催され、
ヘリコプターや船から眺めることもできる。夏には花火大会が行われ、キャンプやバーベキュー、水遊びに訪れる家族連れでにぎわう。
35番 中津渓谷(高知県吾川郡吾川村)
ポイント:渓流沿いに断崖が連続し、紅葉の名所として知られれる。その雄大な姿から「竜吐水」とも呼ばれる「雨竜の滝」や、石柱などの奇勝も
ある。季節にかかわらず、清流と緑の織りなす景観が美しく、心が洗われるような爽快感を満喫できる。
36番 大方町の砂浜(高知県幡多郡大方町)
ポイント:太平洋を望む美しい砂浜が広がる。無料のキャンプ場も多く、関西方面からのサーフィン客でにぎわう。砂浜全体を美術館に見立てた
Tシャツアート展や潮風のキルト展、はだしマラソン、ホエールウオッチング、など、多彩なイベントが開催されている。
※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 MAP」でご覧いただけます。
MAPについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局(国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内TEL087-851-8061)
までお問い合わせ下さい。
「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、
また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(則)
FAX 087-851-8474(河川計画課)
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