四国河川ニュース《１１／１（土）～１１ /７（金）》No.１１５
○今週のニュース○
○河川技術懇談会 （四国地方整備局）
○砂防ボランティア講習会を開催（吉野川水系 高知県）
○「四国のみずべ八十八箇所」（№22～№24）のご紹介
１．平成１５年度河川技術研究会を開催
（四国地方整備局）
○１１月６日（木）～７日（金）に大洲市において、平成１５年度河川技術研究会を開催しました。
○研究会は、平成５年度より、リバーカウンセラー（学識者）と四国地方整備局の若手技術者との情報交換・交流等を目的として、行っているものです。
○６日の会議ではリバーカウンセラーの先生方と整備局職員合わせて４２名が出席し、「森林の水源涵養機能と治水、利水の関係」等について
各河川での研究発表が行われ、その後、活発な意見交換が行われました。
○翌７日は現地調査を行い、肱川の矢落川浄化事業、大和地区水防災事業の現場視察及び肱川河川防災ステーション、肱川河口をまわり現地での
意見交換が行われました。
○会議、現地調査を通じて、先生方の貴重なご意見、ご指導を頂き整備局職員の技術力の向上につながったものと思われます。来年度は
香川県地区（土器川）で開催予定です。
２．「砂防ボランティア講習会」開催される
（吉野川水系 高知県）
○１１月７日（金）、高知県大豊町において「砂防ボランティア講習会」（主催：四国砂防ボランティア協会・四国山地砂防事務所）が四国４県の砂防
ボランティアをはじめ国、県、町村の関係者約２００名が参加し開かれました。
○本講習会は、四国山地砂防ボランティア協会を対象にしていましたが、今回より、四国４県の砂防ボランティア協会にも対象を拡大し開催されることと
なりました。
○近い将来発生すると言われている南海地震を想定した砂防ボランティアの活動、自主防災組織、地震と土砂災害等に関する講習会を実施することに
より、参加者の土砂災害への対応能力の向上を図ることを目的とし開催されました。
○講習会では、国土交通省河川局砂防部保全課長による「最近の砂防行政」、砂防ボランティア全国連絡協議会会長田端茂清氏による「斜面災害と
砂防ボランティアの活動について」、東京農工大学非常勤講師井上公夫氏による「地震と土砂災害」、みさと防災フェア主催者藤原亨氏による「住民が
主体となった防災へのとりくみ」について講話を頂きました。
○今後も講習会を実施し砂防ボランティアの連携の強化、職員等の技術向上を目指して行きたいと考えています。
３．「四国のみずべ八十八箇所№22～№24」の紹介
（四国地方整備局）
【高知県】
22番 室戸岬（高知県室戸市）
ポイント：西の足摺岬とともに、太平洋へ大きく突き出している岬。周辺には海鳴りを聞きながら歩ける遊歩道が整備され、灯台や弘法大師像、
坂本龍馬とともに薩長連合に奔走した中岡慎太郎の銅像が建つ。展望台から太平洋を一望する景観は圧巻である。
23番 鮎おどる清流キャンプ場のみずべ（高知県安芸郡安田町）
ポイント：コテージも整備されているオートキャンプ場。魚や昆虫の宝庫で、夜は満点の星。透明な安田川が素晴らしく、リピータも多い。アユが
有名で、高知県友釣り連盟が催した第１回と第２回の「全国利き鮎会」で、総合グランプリに選ばれている。
24番 手結港（高知県香美郡夜須町）
ポイント：土佐藩の家老だった野中兼山が施工した港で、日本で初めての「掘り込み港」として知られている。当時の石積みの護岸がほぼ完全な
形で残っていて、歴史的な価値が高い。遊歩道が整備され、ライトアップなども行われている一方、漁港として現在も機能している。
※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 ＭＡＰ」でご覧いただけます。
ＭＡＰについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局（国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内ＴＥＬ087-851-8061）
までお問い合わせ下さい。
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