四国河川ニュース《10/25(土)〜10 /31(金)》No.114
○今週のニュース○
○第19回那賀川流域フォーラム(那賀川流域 徳島県)
○四国地方治水大会開催される (高知市)
○肱川流域委員会を開催 (肱川水系 愛媛県)
○「四国のみずべ八十八箇所」(19〜21)のご紹介
1.「第19回 那賀川流域フォーラム2030」開催される
(那賀川水系 徳島県)
○10月25日(土)、「第19回那賀川流域フォーラム2030」委員20名、運営会議委員4名参加のもと、木沢村四季美谷温泉研修室で開催されました。
○今回のフォーラムでは、「河道と堤防の整備、生態系に配慮した河川整備」について方向性等、「今後20〜30年後の治水・利水・環境のあるべき姿」
についての議論が行われました。
○次回のフォーラムは、11月22日(土)羽ノ浦町情報文化センターにおいて、「ダムの有効活用、土砂、濁水対策」「河道・堤防、生態系に配慮した
河川整備のあり方」について議論を進めていく予定です。
2.「四国地方治水大会」開かれる
(高知県)
○10月27日(月)、高知市において「第3回四国地方治水大会」(主催:高知県、全国治水期成同盟会連合会、高知県土木協会)が、四国選出の国会
議員をはじめ市町村長、国・県の関係者約250名が参加し開かれました。
○大会では、主催者・来賓の挨拶の後、国土交通省河川局治水課補佐から「全国治水事業」、四国地方整備局河川部長から「四国地方の治水事業」に
ついてそれぞれ行われました。
○その後、愛媛県長浜町長、高知県芸西村長の意見発表が行われ、最後に決議案が採択され大会を終えました。
3.第1回肱川流域委員会を開催
(肱川水系 愛媛県)
○10月31日(金)、愛媛県大洲市において肱川の河川整備計画案について意見を頂く「肱川流域委員会」を開催しました。
○委員会では、設立趣旨の説明、規約の制定、委員長選出が行われたあと議事が行われました。
○事務局よりこれまでの経緯、再構築計画案、河川整備基本方針の紹介に続いて、肱川の現状と課題、肱川整備の考え方、整備計画策定時に
整理すべき課題等について説明が行われました。
○その後、これらについての質疑が行われ、初会合を終えました。
○なお、本委員会の開催に当たっては、一部住民から住民団体の代表を委員に加えるべきとの意見が出されており、当日も流域内外から20〜30名
程度が集まり、この件に関して混乱がありました。
○河川管理者としては、整備計画は、肱川沿川の各地区に大きな影響を及ぼすことから、一部の住民団体の意見ではなく、説明会、公聴会等により、
より幅広く意見聴取を行う方が、適切であると考えております。
4.「四国のみずべ八十八箇所19〜21」の紹介
(四国地方整備局)
【徳島県】
19番 轟九十九滝と王余魚谷川(徳島県海部郡海南町)
ポイント:豪快と繊細、轟音と静寂、神秘さなどを併せ持つ渓谷と滝が見事な景観である。紅葉シーズンの水辺と紅葉のコントラストが、新緑時の
滝の天然シャワーが素晴らしい。周辺の自然林とあいまって四季折々の魅力一杯であり人の心を豊かにしてくれる場所である。
20番 海部川(徳島県海部郡海南町)
ポイント:水質が良く、上流から河口まで豊かな自然に恵まれており、明るく開けた河川風景が楽しめる。豊かな自然の中で、アユ釣り、キャンプ、
水遊びなどが楽しめる。
21番 母川(徳島県海部郡海部町)
ポイント:昔ながらの川でなつかしさを感じさせ、自然河川の風景を残す景観が美しい。母川の「せり割り岩」のオオウナギの伝説は有名であり、
清流と豊かな生態系は住む人、訪れる人に豊かさを与えてくれるとともに心を癒してくれる場所である。
「次回から高知県です。」
※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 MAP」でご覧いただけます。
MAPについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局(国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内TEL087-851-8061)
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