■みずべの魅力 徳島市の西、こんにゃく橋のある風景は、水と人との関わりが感じられるほのぼのとした雰囲気があり、 先人の知恵を忍ばせてくれます。また、こんにゃく橋の周辺では、伝統的な釣り船を用いた釣りを楽しむ人もいて、 こんにゃく橋と合わせて、地域の原風景を思い起こさせる場所であり続けています。 元あったこんにゃく橋の足元には干潟ができ、潮干狩りを楽しむこともできます。 ■歴史 こんにゃく橋は、台風などで水位が上昇した時には橋が水面下に沈む、いわゆる潜水橋です。 洪水時には木製の橋面を取り外す構造になっていて、損壊を防いでいました。 しかし、現在は通行者に危険であるとの裁判所の判断もあって橋面は撤去され、次いで橋脚も撤去されました。 現在は、橋跡付近にモニュメントのみが設置されております。 こんにゃく橋は、古くから地域の人々に密着した生活道だったこともあって、地域の原風景的な存在となっている橋です。 ■環境