■みずべの魅力 吉野川の中流域にある、日本最大の川中島が善入寺島です。吉野川の川岸から見ると、 まるで反対側の岸であるかのように見間違えてしまうほど、大きな島になっています。 また、あたりを見回すと、地域の伝統的な釣り船が点々と散らばっている情景は、不思議と心を和ませてくれます。 ■歴史 善入寺島は、吉野川の氾濫などによって土が堆積した砂壌土で形成されています。 この砂壌土は地味が非常に肥えており、また平地も多いため、耕作に適した土地でありました。 大正初期には、入植者が増え、約3000人の村も作られましたが、吉野川の改修工事に合わせて人が去っていきました。 今でも当時の島民の生活の様子が甦るような史跡が点在していて、史跡を辿って島を巡るのも楽しい体験です。 ■環境