アクセス方法

高知市内から県道6、33号を利用して約30分。                 

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2段で落ちる滝 繊細な流れ

■みずべの魅力
 高知の市街地から程近い山あいに、平家の滝があります。平家の滝は、それほど大きな滝ではなく、 迫力というよりは居心地のよさが魅力の滝です。2段の滝ですが、1段目の滝壺は平家の伝説が残る場所で、 滝壺の青さと木陰の雰囲気が悲しい伝説を思い起こさせます。 2段目の滝壺の近くはひんやりとして気持ちが良い空間です。
 滝の横から遊歩道があり、1段目の滝壺や、さらに上に行けば山の上のいこいの森まで行くことも可能です。 遊歩道で3分ほど歩いたところには、滝を眺めることのできる広場が設けられています。 明るい斜面の中腹にあるため、お弁当を持ってピクニック気分で訪れると、楽しい時間を過ごすことが出来ます。

■歴史
 平家の滝には、つぎのような伝説が残っています。 “平安時代の末期、平家の落人48人の婦女子が源氏の追っ手から逃れるため、 この地にたどり着いた。しかし、不安な日々が長く続いていたため、 ある夜、対岸に光るたかきびの葉の夜露を源氏の追っ手の刀と見間違い、 もはやこれまでと判断して次々と滝壺に身を投げた。”

■環境
 

滞在・宿泊施設
 居心地の良さが魅力で、また高知市街地からも近いため、 天気がよい週末の半日をのんびりするような過ごし方が適したところです。 遠くから訪れる場合、周辺に宿泊施設はありませんが、高知市街地からのアクセスが便利です。