■みずべの魅力
公渕池は、讃岐平野南部のため池の中で、最大のため池(貯水量176万トン)で、地域の水源として重要な役割を果たしてきました。
公渕池全体の形は、周囲の山の地形となじんだ形になっていて、人工のため池には思えないほど自然に見入ってしまいます。
公渕池のまわりは、公渕森林公園として解放されていて、高松中心部からも近く、周囲にも住宅が広がっているため、
都市近郊の休日の憩いの場として利用できます。
公園内にはちびっ子広場、アスレチックなどの屋外施設が整備されています。
また、春から初夏にかけて桜、牡丹、アジサイ、秋には菊花展が楽しめるような公園になっています。
ニ子山は公園内にある約180mの小さな山ですが、山頂の展望台からの眺めは絶景で、城池と公渕池が重なって見え、
単純な池の眺めとは異なる趣があります。さらに、遠景には讃岐平野と、その先に瀬戸内海まで見渡すことができます。
■歴史
歴史は古く文久2年(1862)工事が始まり、昭和初期の嵩上げ増築工事、昭和35年(1960)神内上池と公渕池を結ぶ導水路が完成しました。
■環境
公渕森林公園内にあり、鳥獣保護区に指定されており、カモ類やカワセミ等多くの水鳥を観察できます。
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