■みずべの魅力
柏原渓谷は県道167号線に沿って流れる綾川の上流に位置する。道路は、高い雑木林で覆われ、
水面より概ね5〜6m高い位置を走っているため、ほとんどの区間で水は見えませんが、時折木々の覆いが開け、
水面が目に飛び込んでくることがあります。雑木林で幾分さえぎられた光が水面に反射してきらきら光る様は印象的です。
秋にはクヌギ、カエデ等の美しい紅葉が一帯を鮮やかに染め上げドライブが楽しめます。
渓谷の人工的な存在が柏原渓谷キャンプ村TaTuTaの森です。キャンプ場、コテージ、
バンガローテントサイトなどがあります。このキャンプ村は柏原渓谷をまたぐように造られているため、
シャワートレッキング(沢登り)や雌渕と呼ばれる水の溜まりでの水遊び、
またキャンプ村内に作られているビオトープで水生生物の観察などをして楽しめます。
■歴史
渓谷の上流には、アラカシ、アカシデなどの自然林が良く保存され、
県の自然記念物となっている「川上神社社叢」や弘法大師が八十八個の石仏を建立したという伝説の
「弘法庵」があります。
■環境
渓谷は林野庁の「水源の森百選」の指定を受け、「さぬきの名水」にも選定されています。
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