アクセス方法

(高松方面から)国道11号線を西進、さぬき浜街道を経由し、瀬戸大橋記念公園手前の交差点を西へ。坂出ICから北西約8km。

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瀬戸大橋記念公園からの眺望 遊歩道の緑のトンネル

■みずべの魅力
 番の州工業地帯の広がる瀬戸大橋下を走る県道192号線から瀬戸大橋記念公園の横を抜けると、 突如、そこだけ取り残されたような自然地形の島があります。それがナカンダ浜のある沙弥島です。 海の家の横にある駐車場に車を停めると、目の前にナカンダ浜と瀬戸大橋が見えます。 駐車場脇から遊歩道が始まり、島を散策できます。 遊歩道沿いには万葉樹木園、柿本人麻呂ゆかりの歌碑や旧石器・縄文・弥生時代の遺跡や古墳が多く見られ、 また海岸沿いやウバメガシの林の中を抜けたりと変化に富むコースで、楽しい散策が出来ます。 頂上には白石古墳広場があり、ここで海や橋を眺めながらお弁当を広げるのも楽しいひとときです。

■歴史
 沙弥島ナカンダ浜遺跡は、縄文土器、サヌカイト製石器が出土する遺跡で、 弥生時代から古墳時代の製塩遺跡も出土しています。そういった遺構が良好に保たれているため、 香川県の史跡に指定されています。 また、いくつかの横穴式石室墳もあり、中でも白石古墳は保存状態が良好といわれています。

■環境
 沙弥島のほか、付近の海域もすべて瀬戸内海国立公園に指定されています。

滞在・宿泊施設
 沙弥島は1〜2時間程度で散策できます。 昭和期の日本画の巨匠、東山魁夷画伯のルーツを発見できる瀬戸内のアートスコープ東山魁夷せとうち美術館があります。 近隣の瀬戸大橋記念公園には飲食施設もあり、半日遊びに行くのに便利です。坂出市の市街地に行けば宿泊することができます。