■みずべの魅力
丸亀市の土器川河川敷に、県内唯一のビオトープなどが見られる土器川生物公園があります。
土器川生物公園内は、遊歩道でつながれていて、公園内を巡ることができます。
薄暗い樹林の中の生態園や、開けた広場のじゃぶじゃぶ池、せせらぎ水路などでは、
多様な動植物を観察できるようになっています。
ホタル水路では毎年ホタルの幼虫や餌となるカワニナが放流されています。
公園中央にある芝生広場には、パーゴラやベンチが設置されており、ゆったりとくつろげるようになっています。
また、そこからは、遠く飯野山(讃岐冨士)が眺められます。
■歴史
土器川河川敷に平成9年11月に開園した生物公園では、毎年ホタルまつりや夕涼みコンサート、
七夕まつり、自然観察会、稚魚放流等の多彩なイベントが行われ、地域の憩いの場となっています。
■環境
アキニレ、エノキ、クヌギなどの自然植生が繁茂している様子や、
近年減少しつつあるメダカ、ドジョウ、ホタル、ミズアオイなど貴重な動植物が保存育成されています。
また、丸亀市が、土器川生物公園の生態園周辺に残るアキニレ群落を丸亀市保存木と位置づけ保護に取り組んでいます。
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