■みずべの魅力
満濃池へは琴平町中心部から車で10分程度。都市近郊のみずべだと言えます。
満濃池は貯水量1,540万トンの人工の池とは思えない大きさで、その水面はしっとりと穏やかに漂っています。
周囲の森と背後の讃岐山脈のおかげで、池の奥行きや静謐さが高められ、池を眺めて落ち着いてくつろぐことができます。
満濃池の樋門は、文化庁の有形文化財に登録されている土木遺産で、そこから池の水を放流する、通称「ゆる抜き」は、人気行事になっています。
一方、国営讃岐まんのう公園は、広大な敷地を利用したスケールの大きな公園で、山の地形を活かした芝生広場や、
オートキャンプ場、自然生態展示館など、都会では味わうことのできない、大人でも一日楽しめる公園です。
■歴史
満濃池は日本一のかんがい用溜め池。築堤後、度重なる洪水により堤が決壊していたところを、
弘仁12年(821年)に空海が改修工事の監督をして、現在の基礎となった「逆アーチダム」を築造したといわれています。
また、池の北端の神野寺は、八十八ヶ所以外にも空海が訪れたといわれる「四国別格20霊場」に選ばれています。
■環境
広域観光ネットワークの中核をなし、文化・スポーツ・レクリェーションの一大拠点として整備されています。
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