■みずべの魅力
新居浜市の南部、幻想的な深い山の中を進んでいくと、魔戸の滝への登り口がひっそりと佇んでいます。
遊歩道は、非常に狭いが、逆に樹木などで視界が遮られ、魔戸の滝への期待感を高めてくれます。
ただ、水が滝壷に叩きつけられている音だけが自分と滝との距離を物語っていて、視界が開けた瞬間、
眼前には巨大な魔戸の滝が出現します。目の前の滝は、豪壮で圧倒的な迫力の反面、
人を寄せ付けない独特の崇高美が感じられます。魔戸の滝の前には瀟洒な滝見台が設けられていて、
その滝見台から滝までの距離は非常に近い。そのため、水しぶきを浴び滝の音以外はかき消され、
滝を見ることに没頭できる場所になっています。
■歴史
大干ばつの年に雨乞いのために、村で一番美しい彦兵衛の娘を龍王に捧げたところ、
大雨が降って村人が救われたという伝説が伝えられています。
■環境
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