■みずべの魅力 石鎚山系の北側の谷を分け入ったところに白猪の滝があります。 かなりのところまで車で行けるようになっているので、休みの日にちょっと出かける程度でも行きやすい場所だといえます。 白猪の滝は、落差96mで二股に分かれて流れ落ちる豪快な滝です。滝の麓にある滝見台からの眺めは、 砕け散る水爆の圧倒的な動景と轟音、それに対してあまりにも静かな周囲の佇まいのコントラストは非常に印象的です。 また、周囲の多彩な木々と相まって、春の山吹や藤の花、夏の新緑、秋の紅葉、そして冬に凍りつく滝の様子など、 四季折々の表情も楽しめます。 ■歴史 白猪の滝には、松山ゆかりの正岡子規や夏目漱石が訪れていて、そのときの詩が石碑に刻まれ残されています。 先人の気持ちが読み取れて、それまでとは別な視点で滝の眺めを楽しむことができます。 ■環境