四国の地質
ランドサット断層図 災害事例 データ

ランドサット断層図
3本の地質構造線が横切る四国は
全国有数の地すべり地帯。
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四国地方の地形は、中央部に標高1,800〜2,000m程度の山岳地域があり、わずか50〜80kmの距離で標高0mに達する急竣な地形となっています。
地質学的には東西に延びる三つの構造線があります。その名称は、北から中央構造線、御荷鉾構造線、仏像構造線と呼ばれ、さらに中央構造線と御荷鉾構造線に挟まれた地帯を三波川変成帯と呼び、 御荷鉾構造線と仏像構造線に挟まれた地帯を秩父帯と呼んでいます。 三波川変成帯は、吉野川などの流域に一部属し、その南の縁は著しく破砕されており、山肌はもろく地すべりなどの多発地帯となっています。
こうした地形・地質的特性は、雨が降ると一気に海まで流れ出ることになり、頻発する渇水や土砂災害、あるいは洪水の原因の一つとなっています。



災 害 事 例
台風17号による有間大崩壊
●昭和51年9月8日〜13日
台風17号による有間大崩壊
(土佐町有間)


長雨などの影響によるとうじ山崩壊
●昭和55年6月18・19日
長雨などの影響によるとうじ山崩壊
(大豊町岩原)
台風5号による土砂流出
●昭和5年7月28日
台風5号による土砂流出
(大豊町三津子野)



デ ー タ
■地すべり危険個所面積 ■急傾斜地崩壊危険区域面積
地すべり危険個所面積 急傾斜地崩壊危険区域面積
対全国比
資料:「砂防便覧(平成9年度)」

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