新猪ノ鼻トンネルで化石を探そう！

～トンネル工事現場が親子学習の場になりました～

なんと、こんな山奥のトンネル工事現場で、アンモナイトの化石が見つかりました！

この化石は、多くの方がこんな感じで発掘体験をしている中で見つかったもので、



次の写真を見ていただくと、右側半分くらいにポコッと前に出ている部分、ここが巻き貝の形になっていて、よーく見ると放射状のラインが見えるような・・・（お分かりになりますか？）
　

11月11日に新猪ノ鼻トンネル徳島県側の工事現場で化石を探す自然観察会が、地域住民主催のもと実施されました。 讃岐山脈は約８０００万年前の海底に堆積した地層が隆起して形成されたと言われており、この自然観察会はその地層を専門家とともに観察するもので、平成28年度からこの新猪ノ鼻トンネルの工事現場で実施されています。今回は講師の方を含め約６０名の方が参加されました。





　講師の方も、実は徳島側での発見はあまり期待できないかも・・・思われていたそうですが、化石が見つかり、特別な驚きと喜びがあったそうです。子ども達だけでなく大人からも時を超えた発見に大きな歓声があがっていました。


新猪ノ鼻トンネルの香川側からの掘削は無事、徳島県との県境まで完了しました！現在は徳島県側からの掘削を進めています。これからも皆さまに愛されるような道路になるよう、最後まで安全第一で工事を進めていきますので、ご協力をよろしくお願いします。