ジョウビタキ

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体形
オスは白っぽい灰色の頭、黒い顔に、あざやかなオレンジ色の腹。メスは全体的に少し地味な灰褐色(はいかっしょく)。オスもメスも、翼(つばさ)に白い模様(もよう)があります。スズメぐらいの大きさです。
生息場所
平地から里山の、田畑の周辺や雑木林、河川敷(かせんじき)、公園などの明るく開けた場所。家の庭で見られることもあります。
生活のようす
秋から冬に土器川周辺に渡ってきて、冬をすごし、春に帰って行く冬鳥です。11月頃から見られます。
単独(たんどく)で暮らし、それぞれに縄張り(なわばり)を持っています。「ヒッヒッヒッ」という声で鳴きます。また、木の枝に止まって、おじぎのようなしぐさをしたり、尾羽をプルプル振ったりします。昆虫やクモ、草木の実も食べます。
豆知識
オスもメスも翼に白斑(はくはん)があるため、「紋付(もんつき)」と呼ばれることがあります。また、名前の「尉(じょう)」には老人という意味があり、オスの灰色の頭を銀髪に例えたものといわれています。
縄張り意識(なわばりいしき)の強い鳥で、車のサイドミラーに写った自分の姿を攻撃したり、2羽で追いかけあいをしたりします。