カナヘビ

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体形
全長は18~25cmあります。尾が非常に長く、全長の約3分の2ほどあります。
体の色は背中が褐色で、お腹は白または黄色です。体の側面には太くて黒い線と細くて白い線があります。
体はかさついた感じのうろこにおおわれています。
生息場所
平地から山地に生息し、陽当たりのよい草地や石垣、土手などで多くみられます。土器川の河川敷にも広く生息しています。
生活のようす
春暖かくなってくると、冬の間眠っていたカナヘビが姿をみせます。気温が低いときはひなたぼっこをし、あまり動かず、気温が高くなってから活発に動き出します。
おもに昆虫やクモを食べます。
豆知識
カナヘビは敵におそわれて捕まると自分の尾を切ってにげます(自切)。切れた尾はピクピクとその場でしばらく動き、敵がそれに気をとられているうちに逃げるのです。自切した尾は数ヶ月で元に戻ります。
ヘビにはまぶたがありませんが、カナヘビには上下にまぶたがあります。上まぶたは小さいため目を閉じるときは下まぶたで閉じますが、完全に閉じることができずすきまが少しできます。ということで、カナヘビはヘビではなくトカゲの仲間なのです。