体形

大きな口にひげが４本、目は小さく、顔の横に付いています。うろこはなく、からだはぬるぬるしています。

大きいもので全長は60cmになります。

生息場所

川の中流から下流の流れが遅く、水深の深いところにすんでいます。土器川でも中流～下流部を中心に生息しています。

生活のようす

夜に活動することが多く、昼間は大きな石の下などにひそんでいます。

大きな口で魚やカエルなどを食べます。

豆知識

とても長生きで、60年くらい生きるといわれています。他の魚では、ウナギが50年、コイが40～50年、マダイが30～40年と長生きのものもいます。しかし、アユのように１年で死んでしまう魚もいます。

琵琶湖にはイワトコナマズとビワコオオナマズという違う種類のナマズがいて、日本では全部で３種のナマズの仲間がいます。ナマズの仲間は世界中で2400種以上もいて、淡水魚では種類数が最も多いといわれています。

かば焼きにするととてもおいしく、ウナギよりおいしいという人もいるほどです。

昔から「ナマズが暴れると地震が起きる」と言われます。その真相を確かめるべく、ナマズと地震との関係を明らかにする研究が行われています。