ヒツジグサ
- 形
- 葉は楕円形で矢じり形に切れ込んでいます。
- 生育場所
- 日本各地の浅い池沼に見られます。
- 山地の小さいため池や湿原でもよく見られます。
- 生活のようす
- 多年草です。
- 花期は6~8月で、5cmくらいの白い花を咲かせます。
- 利用
- 花がきれいで、観賞用に利用され、いろいろな品種が作られています。
- 豆知識
- 名前の由来は、未の刻(午後2時頃)に咲くためといわれています。
- 一般的には「スイレン」と呼ばれています。世界では約50種類ほどのスイレンの仲間がありますが、日本にはヒツジグサの1種類しか分布していません。
- よく似た種類にハス(根はレンコンとなる)があります。ヒツジグサの花や葉は水面にありますが、ハスは水面より高くなり区別することができます。
- 近年、池沼の汚染や開発により減少しています。