イドミミズハゼ

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体形
全長6cmほどの小さなハゼの仲間です。細長い体で、名前のとおりミミズのような形をしています。
目は小さく、皮膚に埋まっています。目はほとんど見えないと考えられています。
生息場所
河口や地下水がわき出している海岸、井戸などにすんでいます。土器川では河口部で生息が確認されています。
生活のようす
石の間に潜り込んで生活しているため、人の目に付くことがなく、詳しい生活のようすはわかっていません。
豆知識
初めて発見されたのが井戸であったため「イドミミズハゼ」と名付けられました。でも、井戸だけにすんでいるのではなく、海岸や河口にもすんでいます。
川にはたくさんの種類のハゼの仲間がすんでいます。土器川では22種類が記録されています。
日本全国で、今までに生息が確認された場所はあまり多くありません。環境省がまとめた『日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック-』では、情報不足(評価するだけの情報が不足している種)になっています。