コガモ

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写真提供者:山本正幸氏
体形
日本で見られるカモの中で、最も体が小さいのがコガモです。
オスの体は灰色で、頭は茶色をしていて、目の周辺から後ろにかけては緑色をしています。また、腰の両側には三角形をした黄色い模様があります。
メスは、全体に地味な茶色をしています。
生息場所
川や池、ダム湖などで見られます。土器川では主に中流~下流部で見られ、周辺のため池や公園の池などにも渡ってきます。
生活のようす
土器川の周辺には、冬鳥として9月ごろにロシアなどの北方から渡ってきて、春になると帰っていきます。
日中は数羽から数十羽が群れをなし、水面や岸で休憩します。夕方になると、田畑に移動してえさを食べます。えさは、主に草の種や葉です。
オスは「ピリッ、ピリッ」と笛のような声で鳴き、メスは「グエッ、グエッ」と鳴きます。
豆知識
コガモという名前は、「カモの子」という意味ではありません。他のカモに比べ体が小さなことから名付けられました。
見つけやすい鳥です。みなさんも双眼鏡を持って、コガモを探しに行ってみませんか?