アオサギ

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写真提供者:山本正幸氏
体形
日本にすんでいるサギの中で、最も体が大きいのがアオサギです。
全身は青みがかった灰色をしています。くちばしと脚の色はオレンジがかった黄色です。
生息場所
大きな川や池、水田などの水辺に生息します。山地ではほとんど見かけません。土器川流域では、主に中流~下流部でよく見かけます。
生活のようす
土器川の周辺では、一年中見ることができます(留鳥)。
主なえさは魚です。水の中をゆっくり歩いたり、じっと立ち止まって待ちぶせしたりしながら、魚を捕まえます。大きな魚はくちばしで突きさして捕まえ、くわえなおして、頭から丸飲みにします。昆虫やカエル、ネズミなどを食べることもあります。
飛びながら「ギャッ」と甲高い声で鳴きます。
豆知識
体の大きさや色から、時々ツルと間違われることがあります。しかし、ツルが首をまっすぐに伸ばした状態で飛ぶのに対して、サギの仲間は首をちぢめた姿で飛ぶので、すぐに見分けられます。
春から夏にかけて、産卵・子育てが行われます。平地周辺の林に、数十羽から数百羽のアオサギが集まり、集団で巣を作ります。