イロハモミジ
- 形
- 高さは10~15mになる高木です。
- 葉は手のひらのように、5~7つに深く切れこんでいます。
- 生育場所
- 山地に普通に見られます。日の当たらない暗いところでも生育できるので、渓谷沿いにも見られます。
- 生活のようす
- 落葉樹です。
- 花期は、4~5月です。
- 種は羽の形をしており、風によって回転しながら散布されます。
- 利用
- 秋になると葉の色が真っ赤に紅葉し、とてもきれいです。
- 庭木としてよく植えられます。
- 豆知識
- 植物はオスとメスがありますが、モミジ(カエデ)の仲間は、ときにはオスがメスになったり、その逆になったりします。また、1本の木がオスとメスの両方の性質を持つこともあります。
- 「イロハモミジ」という名前は、子供たちが葉の各部分を「いろはにほへと」と数えたことによるといわれています。
- 別名を「イロハカエデ」と言います。カエデという名前はかえる手(カエルの手のこと)の意味で、葉の形が似ていることからつけられました。