アキグミ
- 形
- 高さは2~5mになる低木です。
- 生育場所
- 河川しきや川のほとりに群生しています。
- 山野に普通に見られ荒れ地でも良く生育します。
- 生活のようす
- 落葉樹です。
- 花期は、4~5月で、花は白色です。実は10~11月に赤く熟します。
- がくは最初、銀白色ですが、花粉がめしべについた後は黄色に変化します。
- 利用
- 実はそのままで食べられますが、皮は消化されにくいので、皮ごと飲み込むとお腹をこわすこともあります。
- 実をお酒につけて果実酒に利用されます。
- 庭木、公園樹として植えられるほか、材は建築、楽器などに利用されます。
- 豆知識
- 日本に見られるグミの仲間で秋に実のなる木はこのアオグミだけです。
- グミの仲間は根の部分で菌類と一緒に生活しており、栄養分を菌類から直接取り入れることができる能力を持っています。そのため、ほかの植物が生育しにくい養分の少ないやせた土地でも菌類のおかげで生育することができます。
- 昔はたくさん集まって実がなるので「もろなり」と呼ばれていました。