ネコヤナギ
- 形
- 高さは0.5~3mになる低木です。
- 枝は弓状に曲がり、斜めにのびます。
- 生育場所
- 岩のすき間や小石の多い土地に生育し、川の上流の流れの急な場所によく見られます。
- 生活のようす
ネコヤナギの花
- 落葉樹です。
- 花期は、3~4月です。
- 種は白い綿毛に包まれ、風で飛び散ります。
- 利用
- 根がよく発達し、洪水にも強いので、川の護岸に利用されます。
- 庭木、生花の材料などに利用されるほか、木の皮は薬となります。
- 豆知識
- 「ネコヤナギ」という名前は、ふさふさした花の集まりをネコの尾に見たてたことによります。
- 別名「カワヤナギ」ともいいます。
- 「いつもやなぎの下にどじょうはおらぬ」ということわざがあります。これは、うまい話がいつも転がっているわけではないという意味です。
- まだ風が冷たい中、春を告げる花として昔から愛されてきました。