ムギツク
- 体形
- 体は細長く、頭はとがり、1対の口ひげがあります。
- 頭から尾びれにかけては、1本の黒い線があります。
- 体長は最大で15cmほどになります。
- 生息場所
- 川の中流から下流の流れのゆるやかな深みを好み、岩のわれ目などにひそんでいます。
- 生活のようす
- 主に、石にくっついているトビケラやユスリカなどの水生昆虫を、まるで石をつつくように食べます。その様子から「イシコツキ」と呼ぶ地方もあります。
- 利用
- 塩焼きなどにすると、身が多くておいしいです。
- 豆知識
- ムギツクは自分の卵を、卵を守る性質のある魚(オヤニラミやドンコなど)の巣に産みつけて育ててもらう「たく卵」という行動をする魚として知られています。