センダン
- 形
- 高さは7~10mになる高木です。
- 花はうすい紫色で、ほのかに匂いがあります。
- 生育場所
- 暖かい場所の海ひん近くに生育します。また、海ひん以外にも各地で植えられています。
- 生活のようす
- 落葉樹です。
- 花期は、5~6月です。
- 果実は10~12月にうすい黄色に熟します。
- 利用
- 材は軽く細工がしやすく、キリやケヤキの代用として、建築、家具のほか、楽器やげたなどにも使われます。
- 木の皮や木の根の皮は虫よけに、葉は虫を殺すために使われます。
- 豆知識
- 葉が落ちた後も果実はたくさん枝についているため、千だまとか千だんごと呼ばれ、そこからセンダンになったと言われています。
- 昔は「オウチ」と呼ばれていましたが、江戸時代ころからセンダンと呼ばれるようになりました。
- 日本には生育していないビャクダンという植物もセンダンと呼ばれますが、この種とはちがいます。