モウソウチク
- 形
- 高さは10~20mになる高木です。
- 日本に生育しているタケ類の中で最も大きいのがこのモウソウチクです。
- 生育場所
- 人里に近い山地や川岸にみられます。
- 生活のようす
- 常緑樹です。
- 花期は5月と9月ですが、花はめったに咲きません。
- 利用
- 成長途中の若いくきをタケノコといい、肉厚でやわらかくおいしいです。
- おめでたい植物とされ、正月に門松にそえられます。
- 洪水のいきおいを弱め、土砂をとどめることができるので、土地を水害から守るために庭木にしたり、河川しきに植えたりします。
- 川のほとりの竹林はスズメ、オナガなどの鳥類のねぐらに利用されたり、カルガモの巣づくりの場になったりします。
- 豆知識
- 中国原産で、日本には1736年ころに鹿児島県に入ってきたのが最初と言われています。
- 別名「モウソウダケ」ともいいます。
- タケノコは成長が早く、すぐに親タケを越してしまうというので、子供が親より優れていることを「竹の子の親まさり」といいます。