シマヘビ

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体形
全長70~130cmで、ふつう、わら色の体に4本の黒かっ色の縦じまがあります。しかし、しまのまったくないものや全身が黒色のものもしばしば現れます。
目は赤いです。
生息場所
平地から山地の草地、土手、石積み、水田、林などにすんでいます。
生活のようす
4~6月に交尾し、7~8月に土の中や石垣のすき間、落葉の下などに卵を産みます。卵は平均45日でふ化します。
春季から秋季にかけて活動し、冬季は土の中にもぐって冬眠します。
えさはおもにカエル、トカゲ、ネズミなどです。小鳥やその卵を食べることもあります。
豆知識
全身が黒色のものはカラスへびと呼ばれることがあります。
毒はもっていませんが、性質は比較的荒く、興奮すると尾を激しく振ります。
脱皮は、からだを何かにこすりつけて、口のところから裏返しに皮ふを脱いでいきます。
へびは、えものが出すにおいをかぎつけて見つけだします。においは、口から長い舌を出し入れして集めて、口の中に送り込み、上あごにある器官で感じとります。
あごはとても大きく開いて、自分のあごよりも大きいものを丸ごと飲み込むことができます。
歯は内側に曲がっているので、一度くわえ込まれたえものは逃げ出すことができません。