ユリカモメ

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体形
ハトぐらいの大きさで40cmほどです。
からだは白っぽく、くちばしとあしは赤色です。
春から夏にかけては、頭の部分が黒くなります。
生息場所
海岸や河川の河口から中流域、ため池などで見ることができます。
生活のようす
秋から冬にかけ、シベリアなどの北方から渡ってきて越冬し、春に帰っていきます。
昼間は河口や川の中にいますが、夕方には海へと下ります。
えさは魚、昆虫、エビ、カニの他、パンくずや残飯なども食べます。
ギィーギィ、クワーックワーッ、と少ししゃがれた声で鳴きます。
豆知識
各地で人がえさを与えたり、人の出すゴミまで食べるようになったため、近年増加し生息地を拡大しています。
伊勢物語でよまれている「都鳥(みやこどり)」はユリカモメではないかといわれています。
ユリカモメは東京都の鳥に指定されています。
「カモメが鳴けばイワシの漁あり」ということわざがあります。魚を主食とするため広い海で魚をみつけてくれるということです。