ユリカモメ
- 体形
- ハトぐらいの大きさで40cmほどです。
- からだは白っぽく、くちばしとあしは赤色です。
- 春から夏にかけては、頭の部分が黒くなります。
- 生息場所
- 海岸や河川の河口から中流域、ため池などで見ることができます。
- 生活のようす
- 秋から冬にかけ、シベリアなどの北方から渡ってきて越冬し、春に帰っていきます。
- 昼間は河口や川の中にいますが、夕方には海へと下ります。
- えさは魚、昆虫、エビ、カニの他、パンくずや残飯なども食べます。
- ギィーギィ、クワーックワーッ、と少ししゃがれた声で鳴きます。
- 豆知識
- 各地で人がえさを与えたり、人の出すゴミまで食べるようになったため、近年増加し生息地を拡大しています。
- 伊勢物語でよまれている「都鳥(みやこどり)」はユリカモメではないかといわれています。
ユリカモメは東京都の鳥に指定されています。
- 「カモメが鳴けばイワシの漁あり」ということわざがあります。魚を主食とするため広い海で魚をみつけてくれるということです。