サワガニ

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体形
こうらのはばは約2.5cmです。
体の色は茶かっ色、だいだい色っぽい赤色、うすい青色など、環境(すむ場所)によりちがいがあります。
生息場所
水のきれいな川の上流の、砂れきや小石の多い場所にすんでいます。
生活のようす
6~10月に交尾します。メスガニは腹部に、卵を30~40日間、ふ化してからも子ガニを1~2週間はかかえています。
冬には岩のすき間、大きな石の下の穴などにもぐり、越冬します。
ミミズ、ヨコエビ、川の中の虫、魚の死体、落葉などを食べます。
利用
からあげにしたり、甘からく煮るとおいしいです。しかし、モクズガニやアメリカザリガニと同じように寄生虫を持っていることが多いので、生では食べないようにしましょう。
豆知識
川の水のきれいさのものさしとなり、サワガニのいるところは、”きれいな水”といえます。
サワガニは一生を川で生活します。
脱皮直後は体がやわらかく、敵におそわれやすいので、体がもとのようにかたくなるまでの5~6日間は水中の石の下などにひそんでいます。