ハマサジ
- 形
- 高さは30~60cmになります。
- 葉は根元に群生し、放射状に広がります。
(根は砂の中深く真直ぐに伸びています。)
- 生育場所
- 湾内の入り江や河口付近の砂地に生育します。海水につかっても生育することができます。
- 生活のようす
- 二年草です。
- 花期は、9月~11月です。
- 葉の中心から高さ30~60cmの花のくきを伸ばし、先に小さい黄色い花をつけます。
- 豆知識
- 「ハマサジ」という名前は、海岸(浜)によく見られ、葉の形がさじに似ていることからつけられました。
- 環境省がまとめた『植物レッドデーターブック』では絶滅危ぐⅡ類(絶滅の危険が増大している種)になっています。
- 全国的に見るとこの種は近年、数が減少しており保護が求められています。土器川でも蓬莱橋下流に生育していますが、数が少なくなっています。
- 砂はまやいそ、海岸のがけなどに生育する植物を海ひん植物(海辺の植物)といいます。ハマサジもこの海ひん植物の一種です。