アキニレ

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高さは15mくらいになる高木です。
葉は小さくてかたいです。
小枝は灰色の短い毛が密生しています。
花は小さく、うすい黄色で、葉の付け根のところに咲きます。
生育場所
川のほとりに見られますが、乾燥に強いため、公園などに植えられます。
生活のようす
落葉樹です。
花期は8月下旬~9月上旬です。
種には翼があり、風によって散布されます。
利用
幹の皮はむきやすいため、なわの代わりに利用されていました。
かりこみを行っても枯れにくいため、ぼんさいとしても利用されます。
豆知識
木の皮の内側の部分には甘味があります。
「アキニレ」という名前は、秋に花を咲かせることによります。
別名として、木の形や木の皮がケヤキに似ているが、材がかたいことから「イシゲヤキ」、川原によく生えていることから「カワラゲヤキ」と呼ばれています。
よく似た植物でハルニレがありますが、この植物は春に花を咲かせます。