アサギマダラ
- 土器川流域のアサギマダラ
- アゲハチョウくらいの大きさで、ゆうがにフワフワと飛びます。
- 下流から上流までの広い地域で、5月から10月頃まで成虫を見ることができますが、夏は山の高いところで群れていることが多いようです。
- 生活のようす
- 冬越しは関東から南の地方で、幼虫の姿で行いますが、冬眠してしまうことはありません。暖かい日にはエサを食べるために活動します。
- 冬を越した幼虫は3月から4月にサナギになり、4月ごろから成虫が見られるようになります。
- 成虫は暖かくなるにつれて北へ移動しながら、交尾、産卵を行います。夏には北海道でも見られるようになります。
- 卵からかえった幼虫は、キジョラン(ガガイモのなかま)という植物を食べて成長します。
- 夏が過ぎて涼しくなると、今度は南へ移動しながら交尾、産卵を行うようになります。
- 豆知識
- 北海道から南西諸島まで広く分布します。
- はねの中央がアサギ色(浅葱色)をして、体が白と黒のマダラ模様になっているため、この名で呼ばれています。
- 長距離の移動をするチョウとして知られています。大阪から沖縄県与那国島までの1680kmをたったの17日間で移動した記録があります。