カタバミ

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撮影:松浦伸久
高さは約20cm、葉はハート形で、黄色の花を咲かせます。
生育場所
道ばた、畑地、荒れ地、芝生などどこにでもみられます。
生活のようす
花期は5~10月です。
早春から夏にさかんに生育しますが、ほぼ年中みられます。
葉は、夜や気温が高くて乾燥している時には閉じます。
利用
葉がとじたところを上からみたイメージ
葉が閉じたところを
上からみると、こんな感じ
昔の人はカタバミの葉でかがみや仏具などをみがいていました。
虫さされなどにも葉をもんでつけるとよいといわれています。
豆知識
カタバミという名前は、閉じた時の葉の様子を横からみると、葉が欠けたようにみえることからつけられました。
別名「スイモノグサ」、「スイグサ」と呼ばれます。これは、カタバミの葉や茎にシュウ酸を含んでいるので、かむとすっぱいからです。
果実はロケット型をし、熟すと、ちょっとさわるだけで、種子をはじきだします。自分の力で種子をばらまくのです。1mも飛ぶことがあります。