アカザ

クリックでアカザの拡大写真へ
体形
体長は10cmほどで、体の色はだいだい色っぽい赤色をしています。
口のまわりにはひげが6本あります。
生息場所
水の比較的きれいな川の中流から上流にすんでいます。
生活のようす
5~6月に、石の下に卵を産みつけます。
石の下や間にすみ、石のすきまをかいくぐるようにして泳ぎます。れきの中に深くもぐりこむこともあります。
夜間に活動することが多く、おもに川の中にいる虫を食べます。
豆知識
ナマズの仲間なので口ひげがあります。
胸びれや背びれのとげは短く、皮ふにおおわれて目立ちませんが毒があります。
胸びれをたてて体をくねらせ、後ずさりをしながら刺します。刺されるとかなりいたいです。
アカザという名前は、赤色の植物アカザから由来したか、アカゼ(赤背)がなまったかのいずれかであろうといわれています。
環境省がまとめた『日本の絶めつのおそれのある野生生物の種のリスト』では絶めつ危惧Ⅱ類(絶めつの危険が増大している種)になっています。
土器川では平成11年の魚類調査でみつかりました。数は少ないものの、土器川には広い範囲で生息しているものと思われます。