オイカワ
- 体形
- 体は細長く、頭はややとがっています。体の横から腹にかけては銀白色で、7~10個の赤みをおびた模様がならんでいます。
- 生息場所
- 川の中・下流や湖沼の水深の浅い開けた場所に生息しています。
- 生活のようす
- 石に生えている藻類を中心に、川に落ちて流れてくる昆虫やカゲロウなどの水生昆虫などを食べます。
- 春から夏に、岸よりの流れがゆるい、底が砂や小石のところで産卵します。
- 豆知識
- 産卵が近づくとオスは赤や緑の鮮やかなこんいん色が腹からシッポにかけて表われ、頭やしりびれに「おいぼし」といわれる白いイボのようなものができます。
- もともと土器川には、いなかった魚で、アユの放流に混ざって入ってきたと考えられています。
- 愛媛県や高知県では「ショウハチ」と呼ぶところがあります。これはこの魚が昭和8年ごろから見られるようになったと言われています。
- 利用
- 釣りの対象として親しまれています。
- 白焼きやからあげなどにして食べます。