ヒバリ
- 形
- 大きさは、スズメよりやや大きく17cmほどです。
- 全体は淡いかっ色で黒いまだらもようがあります。
- 頭にはかざり羽があり、足は赤茶色をしています。
- 生育場所
- 低地から山地の草原、畑、草のある河原敷などに住んでいます。
- 生活のようす
- 繁殖期は3~7月で、この時期には雌雄でなわばりを持ちます。
- 地上に巣を作るため、ヒバリの親は危険を感じると、直接巣に向かわず、少し離れたところに降りて敵の目をごまかし、歩いて巣に戻ることもあります。用心深い鳥です。
- ひなは、ふ化後9~10日で巣立ちますが、この時期にはまだ飛ぶことができません。
- えさは草の実やバッタ等の昆虫で、地上を歩きながら採ります。
- 豆知識
- 春のおとづれを告げるといわれる鳥です。
- 空高く舞い上がり、「ピーチュル、ピーチュル」と澄んだ高い声で鳴きます。昔の人は、これが「日一分、日一分」と聞こえるので、太陽にお金を貸したヒバリがなかなか返してもらえず、「日に一分(昔のお金の単位)ずつ利子がつくよ」と催促しているのだとしていました。