ハハコグサ

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茎や葉に白い毛があり、黄色い花を咲かせます。
生育場所
畑のわきや空き地、道ばたなどにみられます。
生活のようす
花期は4~6月です。
2年草です。
利用
春の七草のひとつで、正月七日に食べる七草がゆにいれます。
薬草として、せき止めなどに用いられます。
豆知識
昔は「ホウコグサ」、「オギョウ」と呼ばれていました。
ハハコグサは、母子そろって無事を祈るという、えんぎの良い野草です。
昔は草もちにいれられていましたが、香りではヨモギの方がはるかに良いので、現在ではほとんど使われていません。
七草がゆを食べる風習は、中国から伝わりました。新しい年のはじめにいち早く地上に芽を出した若菜には強い生命力があるので、それを食べると病気にならずに元気に過ごせると信じられているのです。七草には、それぞれに薬用効果があります。
七草とは、「セリ・ナズナ・オギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ(コオニタビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)」です。( )は現在の名前です。