- 形
- 50~80cmの茎に円柱状の穂をつけています。
- 生育場所
- 耕作地、空き地、道ばた、畑のわきなどにみられます。
- 生活のようす
- 花期は7~10月です。
- 利用
- 冬のかれた草は部屋のかざりに、茎は編んでコースターを作ったりします。
- 穂には大つぶの種があり、小鳥のえさに利用されます。
- 生け花などにも使われます。
- 豆知識
- エノコログサという名前は、草の穂が子犬のしっぽに似ていることから「犬の子草」、「イヌコログサ」がエノコログサとなったといわれています。
- 別名には、草の穂をぬいてネコの前でくるくる回し、じゃらして遊んだことから「ネコジャラシ」、ケムシに似ていることから「ケムシ」、ヒゲの代わりに付けて遊んだりすることから「ヒゲクサ」などがあります。
- エノコログサは、夏の緑の時も、冬のかれた色もそれぞれに味わい深いものがあります。
- エノコログサの仲間には穂がむらさき色をしているムラサキエノコロ、金色をしているキンノエノコロ、穂がエノコログサよりも垂れたアキノエノコログサなどがあります。