ナズナ
- 形
- 白い十字形をした花が咲き、その後に三角形の果実をつけます。
- 生育場所
- 道ばた、空き地、畑地など、どこにでもみられます。
- 生活のようす
- 花期は、3月~6月です。
- 2年草で、冬越しの時は切れこみのある葉を地面に広げ、春先に茎が伸びてきます。
- 利用
- 春の七草のひとつで、かゆに入れたりして、古くから食べられました。
- 早春の若い株にはアクがなく、てんぷら、卵とじ、おひたしなどにするとおいしく食べられます
- 目のいたみをやわらげるほか、解熱や止血の効果があるといわれています。
- 豆知識
- 別名「ペンペングサ」の名前の方が、よく知られているかもしれません。果実が三味線のバチの形に似ているので、その音色からつけられました。
- ナズナという名前の由来は
①なでたいほどかわいらしい、②春秋冬にはあるが夏にはない、などいくつかあります。
- 江戸時代にはナズナ売りという商売もありました。