ゲンジボタル

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土器川生物公園のゲンジボタル
土器川生物公園で見られるホタルがゲンジボタルです。5月の中旬から6月のはじめにかけて見ることが出来ます。
生活のようす
光による交信などにより、雌に出会った雄は交尾をします。交尾後、雌は水際のコケなどに約500個の卵を産みつけます。
卵は30日程度でふ化し、幼虫は水中に入り、カワニナなどの巻き貝を餌に成長します。幼虫の尾の端には発光器があり、弱い光を発します。
一般に、4月中旬の雨の日に上陸し、土に潜ってサナギになり、50日ほどで成虫になります。
豆知識
本州、四国、九州に分布している日本特産種です。
幼虫の生息場所は流れのある小川、成虫はその岸辺などの樹木や草むらにひそんでいて、日没後にゆっくりと飛びながら光ります。
大きさが半分くらいのヘイケボタルがいますが、ゲンジボタルより流れの緩やかな水田や用水路に住み、6月から8月頃にみられます。
私たちも、地域によりすこしずつ言葉が違うように、ホタルも住んでいる地域により、光りかたに違いがあるとのことです。
土器川ホタル同好会:ゲンジボタルの一生の大半は、水中生活です。土器川を自然体でホタルの夜間飛行が楽しめるような美しい川に戻すため、皆さんのご協力をお願いしています。