カワセミ

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体型
大きさは、スズメより少し大きく17cmくらいです。
長いくちばし、大きな頭、尻すぼみの胴、小さい足が特徴です。
背はコバルト色、腹はだいだい色の美しい小鳥です。
生息場所
川、池、湖などの水辺にすんでいます。
生活のようす
3月から8月の繁殖期には、つがいでなわばりを持ちます。
卵は川沿いのがけに穴をあけ、その奥に産み、交代しながら抱きます。
卵は20日ほどでフ化し、ひなは20日ほどで巣立ちをします。
えさを捕る時は、水辺の小枝などに止まったり、はばたきながら空中に止まったりして、じっと水面を見つめ、虫や魚の姿を見つけると勢いよく水中に飛び込みエサを捕えます。
豆知識
カワセミの名前は、ひなの鳴き声が「ジャジャジャ」と聞こえ、セミの声に似ているので、この名前になったと言われています。
恋の季節になると、オスからメスへ魚のプレゼントが贈られることが観察されます。(何か、人間と似ていますね!)
コバルト色の金属光沢の美しい羽をもつカワセミは、多くのファンがおり、まさに川のアイドル的存在です。
環境保護
土がむき出しになった土手やがけを大切にし、巣を作る場所を残す。
緩やかな流れや小さな流れ込みなど、カワセミのエサとなる虫や魚の住める場所を残し、カワセミの住める環境を守る。