セイタカアワダチソウ
- 形
- 茎は2~3mになり、とても目立つまっ黄色の花を咲かせます。
- 生息場所
- 空き地や休耕田、土手のしゃ面など荒れた土地にみられます。
- 生活のようす
- 花期は10~11月です。
- 種子と地下茎で増えます。
- 利用
- 茎をかり取り、インテリアの材料として、かべや天じょうを作るのに利用されます。
- 豆知識
- 北アメリカ原産の帰化植物で、日本では戦後に広く分布しました。
- セイタカアワダチソウという名前は、人の背がかくれてしまうほど高くまっすぐ伸び、花の様子があわだっているようにみえることからつきました。
- 別名「閉山草」といわれますが、これは北九州で炭こうの閉山が続いたころにはびこったことからきています。
- セイタカアワダチソウは、地下茎から他の植物の生長をじゃまする物質を出して自分の生育域を広げていきます。
- 日本では、この花はあまりよく思われていませんが、原産地の北アメリカではその黄色の花が風でゆらぐ様子を”黄金のむち”と呼んで親しまれています。