アメリカザリガニ

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第1脚に大きなハサミ足を持ち、雄のハサミは雌のハサミより大きく、体長は10cmほどの大きさとなります。
生息場所
小川、池や沼、水田などの、たまり水や流れのゆるやかな浅い泥底にすんでいます。
生活のようす
水際の泥に穴を掘ってすんでいます。
冬には深い水底や湿地の穴に潜って冬眠をします。
6月から10月の暖かい時期に産卵し、卵は雌の腹に抱えられています。
卵は、2週間ほどでかえり4mmほどの稚エビが産まれます。産まれてから2週間ほどは、母親の腹部にくっついて大きくなります。
人との関わり
ザリガニは、子供に人気のある遊び相手です。
からだの大きさのわりには肉は少なく、いろんな料理に使えるが、サワガニなどとともに奇生虫がいる場合が多いので、生で食べるのは危険で、料理をするときも注意が必要です。
生物公園での住みか
せせらぎの水路の草や石の下
ひょうたん池 ※にぼしやスルメなどでつれる!
豆知識
もともとはウシガエルのえさとして、アメリカから持ち込まれたものが逃げ出してふえた帰化生物です。
水田のあぜに穴をあけて水田の水を枯らしたり、イネを大きなハサミで切り取って食べるなどの害を及ぼすことがあります。
北海道や東北地方の一部には、もともとから日本にいたザリガニがいます。このザリガニは、アメリカザリガニに比べ小型で大きさは3~4cmほどです。
※帰化生物:もともとは日本に住んでいなく、外国から持ち込まれた生き物。