ドジョウ
- 体型
- 体は細長く筒型をし、10本のくちひげがあり、体の表面はぬるぬるしています。ふつう、雌の方が大きく3年で18cmほどの大きさになります。
- 生育場所
ドジョウの雄・雌は
胸ビレの形で見分けます。
- 小川、水田、湿地などにすんでいます。
- 生活のようす
- 4月下旬から6月下旬にかけて、水田の切り株、泥の上、岸辺の弱い流れの水草の間などに卵を産み付けます。
- 泥底上を泳ぎ回ったり、あるいは泥底に潜って生活します。
- 梅雨期には、水田や小川に一時的にできる水たまりに侵入し産卵までの期間を過ごします。
このような水たまりは、プランクトンが発生するため、稚魚の格好のえさ場となります。
- 利用
- ドジョウとゴボウなどをみそ味で炊き、讃岐名物のうどんを入れたドジョウ汁は、夏場を乗り切るスタミナ食としてよく知られています。また、ドジョウ鍋や蒲焼きもおいしいものです。
- 生物公園での住みか
- ひょうたん池のまわりの浮き草の下や泥底
- せせらぎ水路の草の下
- 豆知識
- 童謡「どんぐりころころ・・・」に出てくる面倒見の良いドジョウが有名です。
- 「安来節ーやすきぶしー」の歌にあわせて、ザルでドジョウをすくうまねをする踊りもよく知られています。
- 土器川生物公園のマスコットとしてモニュメントになっています。
- 水の中の酸素が少なくなると、水面に出て空気を飲み込み、腸から酸素を吸収し、残りのガスを肛門から出す腸呼吸をします。
- 旧かなづかいでは、「どぜう」と書きます。