ホテイアオイ
- 形
- 葉のつけ根は卵形にふくらみ、水面に浮かんでいます。
- うすむらさき色の花を咲かせます。
- 生育場所
- 暖かい地域の池、沼、小川などにみられます。
- 生活のようす
- 花期は6~10月です。
- 花は一日でしぼみ、夕方には茎ごと曲がって水中に沈みます。
- 親株が水中で枝を四方に出し、その先に子株を作り、増えていきます。
- 生長するのが早いので、すぐに池はいっぱいになり、水中の酸素が少なくなるほど問題が出ています。
- 利用
- 家ちくのし料や田畑の肥料になります。
- せんいは紙の材料にもなります。
- 水中のチッソやリンを吸収するはたらきがあるので、これを利用して水をきれいにできます。
- 豆知識
- 花がヒヤシンスに似ているので、英語名はウォーターヒヤシンスといいます。
- ホテイアオイという名前は、葉のつけ根のふくらみが七副人のほていおしょうのお腹に、また葉が江戸時代の徳川家の家もんの元になったといわれているフタバアオイという植物に似ていることに由来します。